Naoko Report 03
● 京成バラ園見学リポート(第1回) ●
 ゴールデンウィークを利用して、千葉にある京成バラ園を見学してきました。

 5月5日の子供の日に、バラの花を見に行こうという案には、子供達からの激しいブーングがあるだろうと、想像されましたが、こわいお父さんが聞いている手前が 「たまには、お母さんが好きなお花を見るのも、ま、いいでしょう。」と、一番下の息子が言ったことで事が決着し、海ホタルのパーキングの 「待ち時間60分」というプレートを横目に、千葉の京成バラ園へ一路向かいました。

 だいたい、日・祭日には、出かけない主義の主人ですが、外構をご依頼のお客様から、京成バラ園のパンフレットをいただいた影響と、愛する妻(つまり私)が、バラキチなのを思ってか、主人自身は全く興味のない”バラ園”に行ってくれたのでした。

 しか〜し、我が家のバラは、つぼみもボチボチはころびかけ咲いているのもあるというのに、バラ園のバラは、つぼみこそ、あふれんばかりなのですが、全くのグリーンの状態で予想以上に開花とは、程遠いものでした。もし咲いていたら、カタログだけで想像していた、イングリッシュローズや、オールドローズなども、みることができたのですが・・・。まあ、また、近いうちに連れて行ってもらうということで・・・

(主人「・・・」)



(まだ時期が早いようでした。まだ、つぼみの状態で少しガッカリの尚子でした。)

 園内は、バラの他にも、草花がキメ細かく植えられていて、池には、カエルの合唱が響き、森にはウグイスのさえずりがのどかに聞こえました。

 バラは600種類、7000株植えられているそうですが、クライミングやランドスケープのものを除いては、全てとても低く、仕上てられていました。立ち上がり10cmくらいの所で、一度剪定し、そこから、もう20〜30cmくらいのところで、もう一度剪定してあります。我が家のバラと見比べると、いかに、尚子剪定のバラが間延びして、剪定され余計な養分をそこへとられていってしまっているかが、一目瞭然です。
(園内施設は、ローズガーデンを基本に5つの区画で構成されています。)
「整形式庭園」・「自然風庭園」・「バラの丘」・「大温室」・「散策の森」

 この剪定という事に関しては、いい収穫があったと思います。また、もう一つ残念なのは、開花していないので、花の香りを嗅げないということでした。バラは、花の美しさはもとより、その香りをも含めた花をバラというのだと思います。

イングリッシュローズやオールドローズなどは、特に香りを重視して、作られたものが多く、バラのカタログにある ”ミルラの香り”とか ”スパイシーな香り”などが、どういう香りなのか、非常に興味があって、一度嗅いでみたいと思っていました。


(とは、言いつつ、咲いているバラがあると、香りを楽しんでした様です。)

 これが、もう一つ実現できなかったものですが、ま、また近い内に、バイクでブイ〜ンと連れて行ってもらうという事で・・・。

(主人、再び「・・・・・」)


(温室では、バラをはじめ木々や草花が冬に満開を迎えるそうです。)

 バラ園を出ると、たくさんの新苗が、ところ狭しと並んで、バラ愛好家の所へお嫁に行くのを待っていました。一苗、1700〜1800円からという所でしたでしょうか。


 5月も、もう一週間から十日くらいたてば、きっと見頃になるでしょう。その頃を楽しみに、ちょいと一働きしますか、ねえ、お父さん!!

(主人、三たび「・・・・・・・」)


(それなりに、満足したのではないでしょうか?)
(フランス様式の庭園。作出品種葯60種のバラをはじめ世界中のバラが咲き競う。
また、庭園中央のガゼボはブライダルの第一人者 桂由美さんのプロデュース。)